▸ ぎふ森林再生基金と
助成について
 


未来にやさしい「木質バイオマス発電」。
その資源循環型エネルギーが、理想的な社会を創造します。



 植物などの生物体(バイオマス)は有機物で出来ているため、燃料としての利用が可能です。わたしたちは、その燃料を有効利用して生まれたエネルギーを電力会社の送電網を利用してお客様に供給する発電所(発電事業者)です。
 これまで、間伐等で伐採されながら、利用されずに森林内に放置されてきた小径木や根元材などの未利用木材を、木質バイオマス発電所の燃料として長期的かつ継続的に使用していきます。二酸化炭素排出量の削減や森林資源の有効活用という地産池消の資源循環型社会の実現だけでなく、電力の安定供給と岐阜県内林業の活性化及び森林の持続的な経営への貢献を目指していきます。
 全国有数の森林資源を有する岐阜県において、人と環境、地域社会の理想的なサイクルを、未来にやさしいエネルギーが実現します。


※バイオマス=英語のbio(生物資源)mass(量)の意。

当発電所は、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法(平成23年法律第108号)に基づく再生可能エネルギー発電設備として認定されています。(認定日:平成25年9月19日)


そのメリットは、すべて「人」のため。

未利用木材は、そのほとんどが伐採されたまま森林内に放置されています。未利用木材を利用する木質バイオマス発電は、電力の安定供給だけでなく、健全な森づくりを通して生態系の保全や、山地災害も抑止する「人」への配慮があります。

大気中のCO2が増加することがない。

木質バイオマスを燃焼することによって排出されるCO2の量は、その樹木の成長過程における光合成での吸収量と相殺され、実質的に大気中のCO2の増減には影響を与えません。

地域社会そのものを活性化させる。

これまで使われずに森林内に放置されてきた未利用木材を活用することで、林業を活性化させ、ひいては地域社会の活性化も期待されます。